剣の性能の違い
フェンシングの剣には、結構色んなメーカー・種類が存在しています。
しかしながら、その違いは何なのか、よくわからなかったりします。
英語で調べてみても、憶測に基づく怪しい情報しか出てきません。ましてや、日本語での情報などほぼ皆無です。
そこで、人に聞いたり、メーカーに直接問い合わせたりして、これは確かだろうと言える情報を、備忘録を兼ねて書き記したいと思います。
*筆者は主にエペをやってるので、エペ人目線で書かれています。フルーレやサーブルには当てはまらない可能性があるので、ご了承ください。
FIE剣と非FIE剣の違い
FIE剣の方が値段が高い分、耐久性・安全性ともに高くなっています。
とは言え、初心者のうちは突き方が悪く、すぐに剣を折ってしまう場合が多いので、最初は非FIE剣を使って、突き方が上手になってきたら、FIE剣にする、というのが一番オススメです。
ウクライナ剣
というわけで一番安い剣を買おう...となると、日本国内外の店においては、だいたいこの剣くらいしか選択肢がありません。軽くて初心者向きですが、いかんせん耐久性が低く、割りとすぐに折れてしまいます。なので、先述した通り、
BF剣
きれいに突けるようになったら、BF剣の出番です。BFとはBlaise Frères(ブレス・フレール)の略で、フランスの工場です。FIE剣の一つで、プロも使っている最もスタンダードな剣です。2種類硬さがあって、M (medium) と D (hard)に分かれます。また、刀身が青色になっているものもあり、ポイントがやや軽くなっています。
Vniti
これもFIE剣です。BF剣よりやや重い(*諸説あり。PBTに問い合わせたところ「やや軽い」と言われました)ですが、耐久性に優れていますし、値段もBF剣より安いです。
以上が、信憑性が高いだろうと思われるものです。
BF剣は、以前紹介したメーカーごとに販売されているのですが、各メーカーでどのような違いがあるのか、というのは、正直良くわかりません。
コメント欄などで指摘していただければ幸いです。
この記事が、迷えるフェンサーの皆様の手助けになることを願います...。